猫

オス猫に多い排尿に関わる病気とその症状

猫も長寿化や食事の多様化、生活習慣の変化によってさまざまな病気を発症することが知られるようになってきました。

一昔前までは猫は死期が近づくと、自ら姿を消し家族の前からいなくなると言われたほどです。でも現代の猫達は、死期を迎える前に体調の変化を家族が察知することが出来、適切な処置によって長生きが出来るようになっています。

ここでは猫の病気の中でも比較的オス猫の発症事例が多い尿路の病気についてご紹介させていただきます。

排尿時の痛みや躊躇、行動に変化があったら要注意

オス猫に多い病気と言えば尿路疾患や腎臓疾患です。

中でも尿道結石という病名を耳にした事があるという方は多いでしょう。この病気はその名の通りで尿道内に結石が出来ることで排尿の度に尿道を傷つけ痛みや出血を引き起こす症状です。

尿道に結石が出来る原因が体質、食生活、内臓疾患など様々で完全な予防を講じることは難しいとされています。

ただこの病気を発症すると排尿の時に痛みを感じるので、排尿をためらう、トイレに出たり入ったりを繰り返す、少量ずつたびたび排尿をする、排尿の前後で鳴き声を上げるなどの変化がみられます。

中には排尿後の猫砂に血液が混入している場合もあるほどです。

もし愛猫にこのような異変がみられた時はすぐに動物病院を受診し結石の状態を確認してあげましょう。

早期発見なら手術不要で完治も可能

尿道結石の治療は大変明確で、尿道内に出来た結石を取り除くことで解決します。

その方法は大量の水をのみ排尿量を増やし尿と一緒に排泄させるという簡単な方法や薬を飲ませ結石を分解し、排尿と同時に排泄させるというものなどです。

猫に故意に大量の水を飲ませることはなかなか難しいものです。そのためには専用の療法食がおすすめです。療法食は通常食にくらべ数倍塩分濃度が高く加工されています。

よって塩辛い食事をさせることで猫は自然と喉の渇きを覚え、目の前にある水を大量に飲むという仕組みです。その結果、排尿量を増やすことが出来、結石に排泄につながります。

ただこの方法は結石を排泄させるという意味では大変効果的ですが、過剰な塩分の摂取は今度は腎臓に負担をかけ腎臓疾患や高血圧を招き心臓に負担をかけることもあります。

療法食を与える場合は必ず獣医師に確認の上、給与量、給与期間をしっかりと守ることが大切です。

これらは猫に負担を掻ける事なく簡単に解決が出来る方法です。

しかし発見や処置が遅れ結石が大きくなってしまうと飲み水や薬という対処法では間に合わず、手術を行い結石を取り除かなければなりません。この場合、麻酔処置も必須となり猫に相当な負担がかかり、費用も数万円と高額になります。

そのため排尿時に異変を感じた時は決して放置せずにすぐに動物病院を受診してあげることが大切です。

慢性化しないよう食事、生活習慣の見直しが必要

尿路結石という病気は体質や生活習慣、食生活に関係し発症します。そのため、一旦は結石を水で排泄させたり、薬で分解し排泄が出来ても再発を繰り返すことは珍しい事ではありません。

そのため、治療後は今後の生活や食生活の見直しをまず行い、定期的な健康診断の受診を心がけておくと安心です。

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