猫

マンチカンの特徴や性格と猫が咳する時の病気や症状・対策

犬のダックスフンドのように短い脚が愛らしい猫種で知られるマンチカンですが、どのような特徴を持っているのでしょうか。本稿ではマンチカンの歴史から価格、寿命まで、その特徴を取り上げます。

マンチカンの歴史

1940年代にイギリスのジョーンズ博士が短足猫を発見して報告したことが起源といわれます。そのあとも次々に短足猫の発見が報告されました。1950年代にはロシア(旧ソ連)のスターリングラードからスターリングラードカンガルーネコと名づけられた短足猫が、1970年代にはアメリカのニューイングランドから報告されました。

マンチカンのブリードが始まったのは1980年代、アメリカのルイジアナ州で短足猫の突然変異体が発見されてからです。その短足猫はトラックの下で野良猫として暮らしていたところを保護されました。ブラックベリーと名付けられたメス猫が産んだ子どもは約半分が短足だったようです。

短足猫のブリードが進み、1995年にザ・インターナル・キャット・アソシエーション(TICA)という血統書の登録機関によってマンチカンは認定されました。マンチカンという名前の由来はアメリカのブリーダーの話によると、ザ・ウィザード・オブ・オズ(オズのまほうつかい)に出てくる小人がMunchkin(マンチキン→マンチカン)と呼ばれていて、その小人がよちよちと歩く様子がマンチカンと似ているという理由からだといわれています。

マンチカンの身体的特徴

マンチカンの足は遺伝による障害というわけではなく、突然変異による極めて自然的なものです。脚の短さが日常生活に影響をおよぼすことはほとんどなく、平均的な猫に比べるとジャンプする能力に疎いものの、高いところに登ることも普通にできます。犬種ダックスフンドは背の骨格に問題がありますが、マンチカンにはそのような報告は無く、脊椎についての問題は少ないといわれています。

短足のマンチカンが子猫を産むと約半数が短足として生まれてくるため、短足のタイプと短足ではないマンチカンがいます。短足のマンチカンの平均体重は3~4キログラムといわれます。また、世界一体高の小さい猫として2014年3月に繁殖された体高13.6センチのマンチカンはギネスブックに認定されました。マンチカンの平均的な体長は約60センチです。

マンチカンの性格

マンチカンは明るく陽気で、とても好奇心が強い猫です。個体差はありますが、他の動物とも上手に接するといわれます。

マンチカンの飼い方の知恵

マンチカンはその足の短さから肥満となると腰に負担がかかりやすくヘルニアになりやすいともいわれます。仔猫の頃から食事の量の管理をしっかりしてあげるのがよいでしょう。

マンチカンの価格相場

2017/9/1現在では9~20万くらいの価格でマンチカンが取引されています。あらゆる色柄のマンチカンがいますが、ショータイプや単色の毛色の猫、他の血統書(スコティッシュフォールドやアメリカンカールなどの耳折れ猫や長毛種の猫など)とのミックスは高値で取引されているような印象です。ただ、ザ・インターナル・キャット・アソシエーション(TICA)は耳の折れたマンチカンなどとして売られていても、血統猫としては公認していないため、血統猫としては実質的には意味が無いことを理解しておきましょう。

マンチカンの寿命

マンチカンの寿命は10~13歳程度といわれています。マンチカンは比較的新しい血統で平均寿命のデータは少なく、確かな情報ではない可能性もあります。猫の平均寿命程度と考えましょう。

さいごに

マンチカンの歩く姿はとてもかわいらしく見るものを惹きつけます。また、足が短いからといって日常生活に影響は歩とんとない点も印象が良いですよね。興味を持った方はぜひペットショップなどで手にとって触れ合い、マンチカンの魅力を確かめてみてはいかがでしょうか。

家の猫がくしゃみや咳をしたら当然の事ながら心配します。風邪や毛玉を吐きたい、誤飲誤食などいろいろな事が考えられるでしょう。そんな時に冷静に対処をするためには猫の咳に対する正しい知識が必要です。同時に正しい対応策を知っている事が重要です。咳の具合でどのような原因が考えられるのか分かると安心ですね。本稿では猫の咳をテーマに考えられる原因や咳の出具合によって考えられる病気について取り上げます。猫の咳はくしゃみと違い、あまり見られない生理現象なので判断できる知識は重要だと考えます。

猫の正常な咳

咳とは気管、喉頭、肺などに侵入した異物を取り除こうとして、身体が起こす呼吸系の生理現象です。猫が咳をするときは少し前のめりになりながら、頭を突き出します。喉の方に違和感を感じる場合はケホケホといった音を出しながら咳をします。鼻の方に違和感がある場合はフンフンと息を吐き出すように咳をします。また、逆くしゃみ(Reverse Sneezing)と呼ばれる鼻の奥にある違和感を取り除くために、息を吐くのではなく吸い込む発作を起こすことがあります。正式には咽頭絞扼反射(いんとうこうやくはんしゃ)もしくは発作性呼吸(ほっさせいこきゅう)といいます。この場合は、グーグーといった息を吸い込んだときの音がなります。これらの猫の咳が数秒から数分程度であれば、正常な咳と考えられます。

猫の異常な咳

ケホケホ、フンフン、グーグーといった咳が一時の発作でおさまらない場合や日常的に咳をするとなると、感染症や心臓病、肺の病気、副鼻腔炎、鼻の腫瘍、喉の腫瘍が考えられますので、動物病院に連れていきましょう。また、ゼーゼーやピーピーといった咳と同時に起こる異音があれば病気の疑いは濃厚となります。

猫の乾いた咳

猫の咳がケーケーといった乾いた音がしていて、日常的に咳がある場合は気道が炎症を起こしている可能性が考えられます。猫の乾いた咳で考えられる病気は咽頭炎、気管支炎、アレルギー性気管支炎、心臓病、フィラリア症、感染症です。

猫の湿った咳

猫の咳がゼエゼエといった水分を含むような湿った音がしている場合は、重度の肺炎、肺に水がたまる肺水腫、肺に膿がたまる膿胸、最悪の場合は癌の可能性が考えられます。湿った咳の方がリスクが高いですので、できるだけ早期発見を心がけるようにして下さい。

猫の毛球症の症状

猫は起きている時間の4分の1は毛づくろいをしているといわれる動物です。猫はできるだけ口から毛を出すように毛づくろいをしますが、飲み込んでしまう毛もあります。その毛は通常であれば吐き出します。猫は飲み込んだ自分の毛玉を吐くのが上手な動物ですが、毛玉をうまく吐いたり、排便により毛を出したりができなくなってしまうのが毛球症(もうきゅうしょう)です。猫が毛球症になってしまうとケホケホと咳をし、吐こうとするしぐさがみられます。便秘や食欲不振のため、お腹を触ると嫌がるようになるので、徴候が見られるときは確認しましょう。症状が確認できたら、動物病院へ連れて行ってください。軽度であれば毛球除去剤などを治療に使います。重度な場合は外科手術も必要になるケースもあります。

毛球症の予防方法としては、ブラッシングをまめにすることです。特に長毛種を飼っている方は1日1回のブラッシングを心がけると良いでしょう。また、毛の生え変わりの時期の春を過ぎた頃と夏の終わりには念入りに行いましょう。猫草を導入する手もあります。猫草を食べることによって、猫に毛玉を吐かせるのを促せます。他には、フードを毛玉対策用のものに替えてしまう予防法もあります。具体的にはヘアボールケアや毛玉コントロールと書かれたフードが食物繊維が多く配合されており、消化機能を活発にして毛玉を体外に出すのを手伝います。

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