猫

日本の雑種猫の毛柄の種類と特徴や猫がいる家でこたつを使う時の注意点

雑種の猫たちの毛柄のバリエーションは、個性に溢れており多岐に渡ります。それぞれの毛柄にはさまざまな特徴が隠されています。日本に多い雑種猫の毛柄の種類と特徴をまとめてご紹介します。

キジトラ柄の猫の特徴

雑種の中でも頭数の多いキジトラ柄は、黒と茶色のしましま模様が鳥の”キジ”に似ていることから呼び名が付けられました。口のまわりは白っぽい毛になりやすく、しっぽの先は色が濃くなることが多いようで、お腹にもしま模様が現れます。キジトラ柄は、飼い猫の元であるリビアヤマネコの毛柄に一番近いとされており学術的には「野生型」とも呼ばれます。キジトラ柄の性格の特徴は、警戒心が強く、野生的な猫が多いのですが、一度飼い主に心をゆるすとべったりと甘えます。

茶トラ柄の猫の特徴

茶トラ柄は、全身にオレンジ色のしま模様が現れた猫のことを指します。しっぽの先は色が薄くなり、お腹は全体的にオレンジっぽくなります。鼻や肉球はピンクが一般的です。茶トラ柄の猫は体が大きいと思われることが多いのですが、これは猫の遺伝的に茶トラ柄はオスの頭数が多くなるためです。そんな茶トラ柄の猫の性格は、甘え方がストレートで温厚なことが多いようです。

サバトラ柄の猫の特徴

サバトラ柄は、黒とシルバーのしま模様が現れた猫のことを指します。しっぽの先は黒1色になることが多く、鼻は茶色、肉球は黒が一般的です。お腹にもしま模様が現れます。サバトラ柄の猫は、元々日本では少なかったのですが、戦後の経済成長期に海外から入ってきた洋猫との交配で頭数が増えてきた可能性が高く、今後も増えていくことが予想されます。そんなサバトラ柄の性格は、猫本来の慎重さと洋猫の活発さが合わさったような猫が多いようです。

黒猫の特徴

全身、黒い毛で覆われた黒猫は、鼻もひげも黒くなることが一般的ですが、肉球はピンクがかった色が現れることもあります。年をとると15歳前後から人間のように白髪が混ざってくることがあります。黒猫は平安時代の書物に記録が残っており、古くから日本で愛されてきた毛柄です。特に頭数が増え始めたのが江戸時代で「黒猫を飼うと結核が治る」という噂が広まり、庶民の間で多数飼育されるようになりました。黒猫の性格は穏やかで人に友好的なことが多いようです。全身が黒い毛で覆われていて目立たないことから、敵に襲われる機会が少ないことも穏やかでいる原因だと考えられています。

白猫の特徴

全身白い毛で覆われている白猫は、鼻や肉球がきれいなピンク色をしています。白猫は遺伝的に他の毛柄に比べて、左右の瞳の色が異なる「オッドアイ」になりやすい猫です。片目が青系、もう片目が黄色系になり、その神聖なたたずまいから海外でも珍重されています。全身が真っ白である白猫は、自然界ではとても目立つ存在で敵からも狙われやすいということから、神経質で繊細な性格が多いようです。

ミケ柄の猫の特徴

ミケ柄は、黒、オレンジ、白の3色が組み合わさった猫のことを指します。薄い色が出やすいお腹は白いことが多く、しっぽは黒とオレンジがメインになることが一般的です。鼻、肉球はピンクが多めです。ミケ柄の猫は遺伝的にほとんどがメスで体の大きさが小さめに感じられるでしょう。また、欧米ではオレンジの毛を作る遺伝子を持つ猫が少なく、ミケ柄の個体数も少ないようです。そんなミケ柄猫の性格は、まさに猫らしい気まぐれでクールなことが多いようです。

サビ柄の猫の特徴

サビ柄は、黒とオレンジの毛がメランジ状に生えてくる猫のことを指します。鼻は黒が多く、肉球は黒にピンクが混じります。顔の中心に黒いラインが入りやすく、左右で黒とオレンジ2色に分かれやすいのも特徴です。サビ柄の猫はミケ柄と同じく、遺伝的な理由からほとんどがメスです。そんなサビ柄猫の性格は、比較的マイペースでミステリアスな印象を受けるようです。

猫はこたつが大好き

寒い冬、猫がこたつから出てこない、猫にこたつを占領されて人間が入れないなど、猫のこたつが好きの話は山ほどあります。ですが、そんなこたつ。火も使わないので安心かと思いきや、使い方によっては危険なこともあります。

こたつで起こる可能性のある事故

・脱水症状・熱中症
猫はもともと水分をあまり摂りません。なので、こたつで体温が上がって体の水分が蒸発してしまってそのままでいると脱水症状になってしまいます。

・酸欠
こたつ布団で密閉された空間なので、酸素が薄くなっていきます。たいていの猫は息苦しくなったら出てきますが、感覚のにぶくなった高齢の猫が中で眠ってしまうと気付かずにそのまま酸欠になってしまうことがあります。

・低温やけど
人間でも起こることですが、ずっとこたつのヒーターの近くにいると低温やけどを起こしてしまいます。低温やけどが原因で、皮膚病になってしまう猫もいます。

こたつの事故を未然に防ぐには

・こたつを換気する
酸欠を防ぐために、人間はちょっと寒くなってしまいますが、様子を見ることをかねて30分に1回くらいこたつ布団を開けて空気の入れ替えをします。面倒でしたら、つねに空気が通るように何か物をはさんでおくのも良い手です。

・水場を増やす
脱水症状になる前に水分を摂らせるのが一番ですが、なかなか難しいこともあると思います。せめて「喉がかわいた!」と思って猫がこたつから出てきた時にすぐ水が飲めるように、こたつの近くに水を置いておくと良いでしょう。または、いつもより水場を増やして全体に水を飲みやすい環境を作っておくのも良いです。

・設定温度を下げる
低温やけどを防ぐことができます。それでも、完全な対策ではないので、こたつの中がある程度温まったら保温にするなどしても良いでしょう。

・ホットカーペットを使う
こたつのヒーターで加熱するのではなく、ホットカーペットにこたつを置くかたちでも温かくなります。全体にじんわり温まるので、猫にとっても過剰な暑さにならず安心です。

・強制退去
人間もこたつで暖を取れなくなりますが、あんまりにも猫がこたつから出てこない場合はこたつのスイッチを切り、ふとんをまくりあげて猫たちを強制退去させるのも愛のムチです。この強制退去タイムにおもちゃで遊べば運動にもなりますし、ねこも不満に思わないので一石二鳥。冬で運動不足になりがちな人間にも良いかもしれません、と前向きにとらえてください。

こたつ以外の猫の暖のとらせかた

極寒地以外の日本の住宅の室内で、実は猫はこたつに入らなければ健康に害があるという気温になることはありません。北海道の猫は雪の積もった外を歩いているくらいなので、イメージしているより寒さに強いです。

また、自分に快適な場所を探すことに長けているので、自由に家の中を歩き回れる猫なら寒ければふとんやタオルの中に潜り込んだりして勝手に暖をとります。ただ、子猫、高齢の猫、寒がりな猫、体調の悪い猫にはやはり寒さは体によくありません。人間用のこたつ以外で、暖を取る方法をとることをおすすめします。

・ペット用電気あんか
じんわり温まるため低温やけどの心配は低いですが、直接猫に触れないように毛布の下に敷くなどして使います。

・湯たんぽ、お湯を入れたペットボトル
あんかと同じように使います。咬んでお湯がこぼれないように注意してください。

・ちぐら、段ボール
猫ちぐらや段ボールは熱が逃げていかないですし、猫の自分だけ空間として安心スポットにもなるのでおすすめです。猫自身の熱で温まりますが、毛布を敷いたり、湯たんぽを入れるとよりポカポカに。

・エアコン
部屋全体を温める荒業です。ただし、空気が乾燥しやすいので脱水症状になることはないでとはいえ、水分補給をできるようにしやすくする工夫を忘れずに。

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