猫

猫がよく鳴く時の気持ちと猫のしっぽの動きや状態でわかる気持ち一覧

趣味や仕事の最中、または朝や夜中など猫が急にニャーニャーとうるさく鳴き続けるとこちらも気が立ってしまうものです。どうして鳴いているんだろうと不思議に思ってしまうことはありませんか。猫が鳴き声をあげる理由はさまざまです。鳴き声をあげたときに、その気持ちに答えてあげられないのは飼い主としてもどかしいですよね。本稿では猫がニャーニャーと鳴き出す理由をテーマとして取り上げます。まずは、どのような猫が鳴き声をあげることが多いのか紹介します。

活発な性格の猫

活発な性格の猫はおとなしい性格といわれる猫より鳴き声をあげることが多いです。運動量の多めな活発な猫の特徴はどちらかというと短毛種に多く見られるようです。アビシニアンやソマリ、ベンガルなどは活発な性格で知られる猫です。手が掛かることもありますが、そういったコミュニケーションを積極的に取りたい方には良いでしょう。

オス猫とメス猫の違い

オス猫とメス猫で、性格に違いが出ます。成猫となるとその違いは顕著になってきます。メス猫は感情表現が控えめで、おとなしく運動量も少ないことで知られます。無愛想で猫らしいといわれるのがメス猫です。対して、オス猫はやんちゃで遊びに夢中になることも多く、普段鳴き声をあげる量も多く感じられます。猫を飼いたいと思っていて、アパートやマンションに住んでいるなどで鳴き声を気にする場合は頭に入れておくと良いですね。

猫が食餌を求めている

飼い主に直接訴える鳴き声でもっとも多いのが、単純に食餌を求めている場合です。ただ、猫は薄明性(夕暮れや早朝の外が薄暗い時間帯に最も活発となる)の動物ですので、お腹が空くと飼い主が寝ている時間でも構わずにニャーニャーと鳴き出してしまいます。元々、ヒトと猫では起きている時間帯が違うので起こされても叱らないであげましょう。これはキャットフードなどをあげる時間を定めることで猫も学習して、緩和できるのではないでしょうか。

発情期に入った猫

発情中の猫はオスもメスも関わらず凄まじい音量で鳴きます。鳴く声もニャーニャーではなく、アオォンアオォンといった発情期特有の鳴き声です。メス猫は多発情性を持っていて、1年に何回も発情します。野生の猫は繁殖時期を春から夏の終わりの間にして、仔猫の生まれてくる時期が冬とならないように調整します。しかし、室内で飼われている猫は季節の変化を感知できなくなり、繁殖時期に影響しなくなります。また、オス猫はメスの猫が分泌した性フェロモンを感知して発情します。したがって、イエネコは1年中いつでも発情しうることを覚えておきましょう。

外で遊びたい猫

完全室内飼いで、周りに猫がいないところでもない限り猫は外に出たがるものです。猫以外にも窓から見える鳥や虫にも興味を示して外に出たがります。特に周りにいる猫が発情期の場合や、家の周り(猫にとって縄張りと認識しているところ)に他の猫が入ってきた場合は居ても立ってもいられない様子です。しかし、飼い主としては交通事故の危険性や家に帰ってこなくなるリスク、不審者への不安、他の猫とのケンカで怪我を負うのが心配などで外出させるのは憚られるものです。そのようなときに猫にとっては外に出して欲しい気持ちと出してもらえない不満がストレスとなりニャーニャーと鳴いてしまうと考えられます。解決策としては、猫と一緒に遊んであげることが一番ですね。

飼い主に構ってほしい猫

猫はヒトに構ってもらいたい場合もニャーニャーと鳴くことがあります。このようなときはキャットフードをあげようとするとこちらにお尻を向けて違うよと言われてしまいます。そのような場合は、撫でてあげるとその場で落ち着くことがほとんどです。猫が構ってほしいときに構ってあげられる飼い主でありたいものですね。

猫のしぐさは見ていてとても癒されるものです。中でも、しっぽの動きはとても複雑です。猫のしっぽの動きから猫の気持ちを読み取りましょう。

しっぽには猫の気持ちがストレートに現れる

猫は人間の言葉は話せませんが、しっぽで飼い主に気持ちを伝えてくれます。しっぽの動きや状態で感情が読み取れれば、愛猫とのコミュニケーションもとりやすくなるので、日頃からこまめにチェックしてみてください。しっぽの動きが大きいときには気持ちの変化も大きく、動きが小さいときにはそこまで気持ちの変化がないときです。しっぽの動きや状態別に猫の気持ちがどうなっているのかを解説します。

猫がしっぽを真上にピンッと立てているとき

しっぽをピンッと垂直に立てているときは、甘えたいときや遊んでほしい、ご飯をもらいたいなど、なにか飼い主に対して要求をしているサインです。猫は母猫や飼い主に甘えたいときには本能的にしっぽを真上に上げます。このしっぽの動きのときは機嫌も良く、飼い主に何かしら甘えたいという気持ちなので、愛猫の様子をよく見て要求に答えてあげましょう。このとき、しっぽの先を少し曲げてブルブルと震わせるしぐさを見せたときはより要求が強いサインです。思いっきり甘えたいという気持ちの現われかもしれません。

猫がしっぽをゆっくり動かしているとき

しっぽをゆっくり振っているときは、この次はどうしようかな? とリラックスしながら考えているときです。もしくは飼い主になでてもらって気持ちいいとまどろんでいるのかもしれません。リラックスしている状態なのであまりかまいすぎないようにしてあげてください。

また、窓の外を眺めながら左右にしっぽをゆっくり振っているときは、外にいる鳥や虫が気になっている状態かもしれません。捕まえたいけど飛びかかれない、そんな葛藤状態にあるときもしっぽが左右にゆっくり動くようです。

猫がしっぽを左右に激しく動かしているとき

しっぽを左右に激しく動かしているときは、不機嫌で何かにイライラしているサインです。犬ならば嬉しいときにしっぽを左右に激しくふりますが、猫の場合は真逆です。ときにはイライラが募るとしっぽを床に叩きつけるようなしぐさを見せることもあります。この状態のときはそっとしておいてあげるのがベストです。抱き上げたときにしっぽを激しく動かすときは嫌がっている証拠なので、すぐに解放してあげましょう。

猫がしっぽの毛が立ち上がり膨らんでいるとき

何かに驚いて恐怖を感じたときや、敵を見つけたときにしっぽの毛を逆立ててボワッと太くなることがあります。このときの猫は、自分を強く見せようと必死になっている状態です。ときには全身の毛を逆立てることもあり、体をなるべく大きく見せて相手を威嚇しようとしている証拠です。攻撃態勢に入っていて、近づかないで! と訴えている状態なので遠くから様子をうかがってあげてください。

猫がしっぽを股の間に挟みお腹にくっつけているとき

しっぽを股の間にかくしてお腹にくっつけているときは、強い恐怖を感じているときです。動物病院に行ったときや、知らない人に急に抱きかかえられたときなどによく見られます。このときの猫の気持ちは、なるべく自分を小さく見せて弱い存在だから攻撃しないで! とアピールしていると考えられています。猫の恐怖心の元を取り除いてあげて、安心できる環境を作ってあげてください。

しっぽの動きや状態で分かる猫の気持ち一覧

・しっぽをピンッと垂直に立てている → 甘えたい、遊んでほしい

・しっぽを垂直に立てて先を震わせている → 思いっきり甘えたい、強い要求のサイン

・しっぽをゆっくり振っている → リラックスしている、何か気になるものがある

・しっぽを激しく振っている → 不機嫌、イライラしている

・しっぽの毛が逆立ち膨らんでいる → 攻撃態勢、威嚇している

・しっぽを股の間に挟む → 怖い、恐怖を感じている

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