猫

猫のあくびをする時の気持ちとロシアンブルーの特徴と性格

あくびをする生き物は多いですが、猫はよくあくびをする動物ですよね。ただの生理現象なのか飼い主に対してなにかを訴えているのか気になります。本稿では猫のあくびに隠された意味をテーマとして取り上げます。

猫のあくびの仕組み

あくびがどのような生き物に起こるのかというと、わたしたちヒトや猫などの哺乳類以外にも鳥類や爬虫類も起こることが知られています。ヒトやマウスでは脳視床下部の室傍核(しつぼうかく・paraventricular nuclei)のオキシトシン神経からあくびを促されることにより発せられると考えられていて、同時に手足を伸ばしたり顔面の硬直を和らげたり、涙が分泌されることでも知られます。

生物学的にはあくびが発生する原因や意義は未解明であるようです。以下の記述はそれぞれ仮説としてお考え下さい。あくびは体内の二酸化炭素の濃度が高くなったときに、空気を取り入れて酸素との交換を高める行動であるといわれます。また、あくびは感情を調節する役割がある神経伝達物質(ホルモン)が脳で受容されたときも起こることが知られています。セロトニンが分泌されて落ち着いてリラックスしているとき、ドーパミンが分泌されて快楽や興奮的な感情のときなどにも起こり得ます。猫はグルーミング行為の毛づくろいをしているときや飼い主になでてもらっているとき、飼い主に対して喉をゴロゴロならして甘えているときに脳内ホルモンが分泌されています。猫もリラックスしているときなどにもあくびをするのです。

猫のあくびは転嫁行動

猫がなにか悪いことをしてしまったときに叱ったりするとストレスを感じます。猫はストレスを溜まったきたときにあくびをすると考えられていて、緊張をほぐすためにそのような行動を起こすと考えられます。騒音にびっくりした、知らないヒトや猫がきた、怒られたなどの嫌なことを忘れるようにあくびをするため、そのような行動が見られたら猫のストレスがたまっていると考えるとよいでしょう。

猫のあくびは伝染する

あくびは伝染すると考えられていて、猫のあくびもヒトに伝染ります。他の種類の生物でも伝染るんですね。この原因もよく分かっておらず、最近の研究によると集団的な直感(hard instinct)、なにか良い・悪い予感を同時に感じているとする説や、動物の間で互いに眠る時間を知らせているという説があります。いずれにせよ、猫との間で共通することがあるのは嬉しくもあり興味深いですね。

猫のあくびが多いと考えられる病気はある?

猫はよく眠る動物でそのためにもあくびは多いと考えれますが、あくびが多いことによる病気はるのでしょうか。猫は、リラックスしている時やストレスを感じた時、また活性化したい時や興奮を押さえる時にもあくびをします。このように猫のあくびにはいろいろな側面があり、あくびが病気に直結していることはあまりないと考えられます。あくびには緊張を緩和させる働きがあり、ストレスを溜まったときにもあくびをすると紹介しました。飼い猫はあくびが多いなと感じたら、猫のストレスがかかっていることを心配して、普段の生活を改善してみることをおすすめします。

したがって、あくびが多すぎると心配な病気はないと考えられます。猫があくびをしたときは口を大きく開き、口腔内がよく見えるので、それを利用して口の病気はないかをチェックしてしまいましょう。歯の抜けや欠けはないか、口内炎や腫瘍はできていないか、出血は見られないかなどを確認すると良いでしょう。症状が見られる場合は動物病院に連れていき獣医師に診断してもらいましょう。

さいごに

猫もヒトもあくびをする原因は実にさまざまで謎が多いです。ただ、あくびをするときの猫の仕草や顔が微妙に違うのでそこに注意すると猫の気持ちが分かるかもしれません。ストレスを感じているときは落ち着きがなかったり、リラックスしているときは落ち着いていたりするはずです。

ブルーの短い被毛や佇まいが気品溢れるロシアンブルーですが、どのようにして血統種として登録されるまでに至ったのでしょう。また、非常におとなしい猫といわれるのを聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。おとなしい猫で知られるロシアンブルーの性格がどのようなものかも気になるところです。本稿ではロシアンブルーの歴史から価格、寿命まで、その特徴をテーマとして取り上げます。

ロシアンブルーの歴史

ロシアンブルーはロシアで自然発生した猫種として知られます。ロシアンブルーの起源はひとつの説としてはロシアのアルハンゲル島(Archangel)で生まれたとされるものや、ロシア北西部の都市アルハンゲリスクの港で生まれたとするものがあります。ロシアンブルーの別名としてアルハンゲルキャット(Archangel Cat・英語圏ではアークエンジェルキャットとも呼ばれる)と呼ばれており、こういう起源ではないかと推測されています。現在のロシアンブルーの姿は、アルハンゲリスク港から商船に乗ってイギリスやヨーロッパに渡り、発見したブリーダーの間で繁殖されていったと考えられています。1875年にイギリスのクリスタル・パレスで行われたキャットショーにはアークエンジェルキャットとして出場しました。ロシアの皇帝やイギリスのビクトリア女王を初めとする著名な人間に寵愛を受けた猫であり、気品溢れるロシアンブルー姿がそのような経緯に至ったのだと思われます。1912年にはフォーリンブルー(外国の青猫)という名前で独立したクラスとなりました。他にも20世紀初頭まではアメリカではマルティーズキャットと呼ばれており、また、スパニッシュキャットという呼び名もあったそうです。名前の多さから、多くの人を魅了した猫だということがわかりますね。

ロシアンブルーは第二次世界大戦中に絶滅の危機に陥りました。そのことから、イギリスとアメリカなどにおいて、ブリーダーの間でブリティッシュブルーやシャムネコとの異種交配が積極的に行われることになりました。最終的には異種交配によって生まれた猫もロシアンブルーの交配に使われ、現在のロシアンブルーの姿となったようです。異種交配から長毛のロシアンブルーも生まれましたが、こちらはネベロングという名称で登録されています。

ロシアンブルーの身体的特徴

スリムでフォーリンタイプ(ややほっそり、手足が長くてスタイルが良く、筋肉質でスレンダーなタイプのボディ)のボディをしています。被毛はダブルコートといわれるアンダーコートとトップコートによるニ重の厚い被毛です。被毛の手触りはシルクのようで光沢があります。毛の色はブルー(猫の場合は灰色)でソリッドカラー(単色)です。尻尾にゴーストタビー(縞模様)が見られることもあります。目の色は緑色です。

ロシアンブルーの性格

ロシアンブルーはしばしば犬のような性格と例えられることがあります。飼い主に対する忠誠心が他の猫より強いことが知られています。また、嫉妬深いともいわれます。人見知りが激しく、神経質な面を持ち合わせており、ブリーダー間では性格が神経質ではないロシアンブルーを交配をすすめているところもあるようです。また、ボイスレスキャットとも呼ばれるほど、滅多に鳴かない猫としても有名です。

ロシアンブルーの価格相場

現在(2017/9/11)ではロシアンブルーの価格は100,000~230,000円で取引されているようです。興味を持った方は、ペットショップなどを訪問してみてはいかがでしょうか。

ロシアンブルーの寿命

ロシアンブルーは血統種の中では珍しく、特に心配な遺伝性疾患はなく、病気に強い品種です。ロシアンブルーの平均寿命は10才から12才くらいといわれていますが、健康な個体の場合17~18才まで生きるようです。猫の平均寿命は近年で16年ほどなので、長生きな猫といっても良いのではないでしょうか。

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