猫

猫のおならの病気の種類と目ヤニの症状と対策方法

猫のおならを聞いたことはありますか?猫は人と違っておならをするときにあまり音がしないので、おならをしているのを聞くことはあまりありません。

そのかわり臭いが人と同様にあるため、飼っている人は臭いでおならをしていると感じることがほとんどでしょう。

本稿では猫のおならについての知識やおならで分かる病気の兆候を取り上げます。

猫のおならの音

おならの音はどのようなしくみで鳴るのでしょうか。ヒトはおならを出す時におしりを締めたところからガスが出ようとするため、おしりの皮膚と皮膚がぶつかって振動することによりあのような音が出るといわれています。
しかしながら、猫のお尻の構造は人間のように2つに割れておらず、おしりの皮膚同士がぶつかる構造にはなっていません。そのため、ほとんど音が出ることはないのです。したがって、飼い主であるわたしたちもあまり聞いたことがないのでしょう。

猫はおならをいつしてる?

ヒトと同じでおならは生理現象なので、猫はいつでもおならをするようです。ヒトはおならをする場所を選びますが、猫は気ままな動物です。猫は機嫌が悪いときにおならをするなんて聞いたことがありますが、全く関係ないようですね。

猫のおならの臭い

猫のおならの臭いはくさいと感じる人が多いようですが本当でしょうか?

ヒトは雑食の生物で、肉や魚の動物性タンパク質、豆類の植物性タンパク質を摂取します。それに対して猫は肉食の生物で動物性タンパク質を摂取します。おならの臭いはタンパク質が分解されるときに発生するガスによるものですが、動物性のタンパク質を分解するときにはより強いガスが発生するようです。猫はタンパク質を人間の5~6倍も摂取すると言われています。そのため、ヒトより臭く感じるのも仕方ないのかもしれません。

ニオイのもととなっているガスは、硫化水素、インドール、スカトール、アンモニアです。これらのガスがあのような臭いの原因なんですね。

また、腸内の環境にもよります。善玉菌がタンパク質を分解するときよりも悪玉菌がタンパク質を分解するときの方がより強いガスを発生させます。

市販のキャットフードの成分には動物性タンパク質がもちろん含まれています。逆に猫にとって植物性のタンパク質では必要な栄養素が摂取できないため、毛並みなどに影響が出ることもあります。おならの臭いが気になるからといってキャットフードを変えるのは考えものですね。

ただし、臭いが極度にきつい場合やお腹が張っているときは病気も考えられます。おならが関連する病気を以下に列挙します。

猫のおならの病気「腸閉塞症(イレウス)」

異物や腫瘍などが原因で消化管が詰まってしまい、猫の体内でタンパク質の分解などで発生したガスが、おならとして外に出すことができなくなってしまいます。猫にあらわれる症状はお腹が張る、お腹を痛そうにする、食べた餌を戻すことがあります。このような症状が出ている時は、すぐに動物病院で診てもらいましょう。

猫のおならの病気「膵外分泌不全症」

猫の膵臓の外分泌機能(消化酵素を消化管に分泌することで食べ物の消化吸収を促す)が損なわれた状態です。この機能が損なわれると、猫は悪臭のおなら、脂肪性の下痢を起こすなどの症状が見られるようになるそうです。消化不良により栄養素が欠乏してしまうこともあるので、下痢が頻繁に見られる場合は動物病院に連れていきましょう。

猫のおならの病気「慢性小腸性下痢」

小腸の機能が正常に働かなくなって、猫が慢性的な下痢になってしまう状態です。猫がいつもシャバシャバした下痢(水のような)を繰り返しているようでしたら動物病院に連れていきましょう。この下痢が見られる場合は他の病気が元となっている引き起こされているので注意が必要です。

猫を飼っていると目やにが気になることがあります。猫はきれい好きな動物なので、グルーミングの際に顔の汚れとともに目やにも一緒に取れることがほとんどですが、中には顔周りのグルーミングが苦手で目やにがついたままという猫もいます。いつも目やにをつけていると「目の病気なのでは?」と心配になってしまいます。そこで今回は、目やにが出る2つの原因と対処法について紹介します。

ほこりやごみが目やにとなって出る

人間もほこりや小さなごみが涙など分泌物と混ざり、それが固まって目やにとなります。猫の目やにも人間と同じで、多くの場合はほこりやごみが原因です。目やにが出ることはごく自然な生理現象のひとつで、目の下に目やにがついていても心配する必要はありません。猫の目やには茶色や褐色のものが多く、乾くとかさぶたのようにカサカサしています。乾く前の目やにはねっとりとしていますが、やや赤みがかった色であれば正常な目やにと判断していいでしょう。ただし、色は正常でもただれたような目やにが出ている場合は、動物病院で診てもらったほうがいいかもしれません。特に子猫の場合は、目やにによってあっという間に目が開けられなくなってしまうため、注意深く観察をしておきましょう。

感染症などが原因で目やにが出ていることも

目やにが出るもうひとつの原因は、感染症などの病気にかかっているケースです。ヘルペスウイルスやカリシウイルスというウイルスに感染すると、症状のひとつとして目やにが出ることがあります。これらはいわゆる「猫風邪」と呼ばれているもので、目やにのほかにもくしゃみや食欲の減退などの症状がみられることもあります。感染症にかかっている場合、目やにの色は黄色っぽいものや緑っぽいもの、白っぽいものが多いです。両目に症状が出ることもありますし、片方の目だけに目やにが出ることもあります。ウイルスだけでなく、目に傷がついた時にも黄色っぽい目やにが出ることがあります。目の周りを掻いているときに爪でひっかけてしまったり、多頭飼育している家庭ではほかの猫とのけんかで傷がついてしまったりもします。黄色っぽい目やにが出ているときは、早めに動物病院で診てもらうことをおすすめします。いつごろから目やにが出始めたか、目やにのほかに症状はないか、などを記録しておくといいでしょう。

目やには湿らせたコットンでふき取ろう

顔周りのグルーミングが苦手な猫や、取っても取っても目やにが出るという猫もいます。目やにが目の周りにこびりついたままになると、目がふさがって開けづらくなってしまうケースもあるので、この場合は飼い主がきれいにしてあげる必要があります。猫の目やにが気になるときは湿らせたコットンを使って優しくふき取ります。目尻から目頭に向かって優しくなでるようにしてふき取りましょう。目やにの量が少ない場合は猫が自分できれいにするので、あえて人間がお手入れしてあげる必要はありません。様子を見て、目やにがしばらくついたままになっていたらお手入れを手伝ってあげてください。無理にお手入れをして眼球を傷つけてしまうということも考えられるので、嫌がる場合はそのままにして様子を見ましょう。

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