猫

猫の行動から分かる気持ちと猫の目やにの見分け方と病気の症状

猫の不思議な行動やしぐさは、飼い主の心を和ませてくれて見ていて飽きません。でも、そんな行動やしぐさの一つ一つに意味があります。猫の行動に隠された気持ちを理解して、もっと絆を深めましょう。

猫が毛布を足で交互に踏みつける

猫が毛布や柔らかい布、または飼い主の体を足で交互に踏みつけるしぐさをよく見かけるかもしれません。俗にいう「フミフミ」という現象です。このしぐさを見せたときは、母猫を思い出しているといわれています。

子猫は、お乳を飲むときに前足で母猫の乳房を揉んで出をよくします。離乳をしたあとも、柔らかいさわり心地のものを見つけると母猫のお腹の感触と錯覚して「フミフミ」してしまうことがあります。特に眠いときや甘えたいときに「フミフミ」してしまうことが多いようです。

猫がお腹を見せて寝転がり体をクネクネさせる

お腹を見せて寝転がって体をクネクネさせているときは、猫がかなりリラックスしていると考えられます。猫にとって内臓に近いお腹は急所で守るべき場所ですが、そこを見せて寝転がっているということは、飼い主を信頼して甘えている証です。こういった行動を見せたときは、優しく甘えさせてあげてください。

ただし、避妊手術をしていないメス猫の場合は、発情期になるとオス猫を誘惑するために体をクネクネさせることがあります。

猫が人間の指のニオイを嗅ぐ

猫は、仲間同士の鼻と鼻を近づけてお互いのニオイを嗅ぎます。これは、猫にとって挨拶のようなものです。人間の指の先端は、ちょうど猫の鼻と同じくらいの大きさなので挨拶代わりについついニオイを嗅いでしまうようです。猫との距離を縮めたいときは、指の先を鼻に近づけてニオイを嗅がせてあげてみてください。興味を持って鼻を近づけてきたら、仲良くなれるかもしれません。

猫が頭や体をこすりつけてくる

猫が頭や体を、家具や飼い主の体にこすり付けてくることはありませんか? これは、自分のニオイを擦り付けて縄張りをアピールしているか、自分のニオイをつけて安心したいという気持ちの現れです。大好きな飼い主に対して、私のものだ、と主張しているのかもしれません。

猫が身を伏せてお尻を左右に振る

猫は獲物を見つけると、捕まえようと忍び寄って身を伏せます。このときに、お尻を左右にユラユラ振るしぐさをしばしば見かけます。これは、獲物の様子を伺って飛びつくタイミングをうかがっている状況です。今すぐ飛びつきたいけれど、失敗はしたくない……そんな葛藤を感じているのかもしれません。室内飼いの猫は、おもちゃに対してこういったしぐさを見せることがあります。

猫がトイレ後に激しく走り回っている

猫にとって、排出時は無防備な状態で危険なことから、早く用を足してしまいたいと思っています。その感情が高ぶってしまい、用を足すと走ってトイレから離れて、その勢いで走り回ってしまうようです。また、トイレが汚い状態であったり、何か不満要素がある場合も早くその場から離れたいという気持ちで走り回ってしまうことがあるようです。

猫が棚からわざと物を落とす

たまたま棚の上にあった物とじゃれているだけの場合もありますが、猫がこういった行動を繰り返す場合は、飼い主の注目を惹きたいと感じているようです。物を落として飼い主が反応をすると、猫は「飼い主がかまってくれた」と勘違いしてしまい、遊んでほしいときやかまってほしいときに繰り返し物を落とすようになります。

他の繰り返されるイタズラのような行動も、飼い主が何かしら反応したことによって、一緒に遊んでくれていると勘違いしているのかもしれません。

知ると価値ありな猫の目やに

猫の目はとても大きくて、くりくり動いたり、キラキラときれいに輝く宝石のようで魅力のひとつですよね。ですが、気付くとかわいい目の端に目やにが。しかも、目が大きいだけに目立つ、なんてことも。この目やにひとつでも、病気のサインであったり健康のバロメーターとして観察の価値があります。

目やにはどうして出るの?

目やには、涙に含まれている成分に空気中のがゴミや体の老廃物が集まり、それが目の外で溜まったものです。特に睡眠時にできやすいので、人間も朝起きた時に目やにができていることが多いですよね。猫はことさら睡眠時間が長いので、目やにも溜まりやすいです。目やにが溜まっているということは、しっかり寝ているという健康の印でもあります。

正常な目やにとは?

色が黒や茶色っぽい、赤褐色をしていて、カサッと乾燥していて触るとポロッとかんたんにとれます。

病気の疑いがある目やにとは?

色が黄色や緑色、白っぽい目やにの場合は細菌感染の可能性があります。黄色の目やにの場合は、傷つけてしまったなど外傷を負った可能性があります。色だけではなく、ねばっとしている、汁が出ているなども正常な目やにではありません。

疑いのある3つの感染症

・猫風邪
もっとも多いのが猫風邪です。両目から白や緑っぽい色の目やにが出ることが多いです。目やに以外に、くしゃみや鼻水など、人間の風邪と同じような症状が出ていれば猫風邪の可能性が高いです。

・クラミジア感染症
ねばっとした黄色の目やにが特徴です。片目ずつ炎症が起こり、次第に両目に起こります。風邪のような症状や、肺炎にまでなってしまうこともある怖い感染症です。

・マイコプラズマ性結膜炎
目やにだけでなく、サラッとした涙が出ます。また、目の充血や、まぶたの腫れもこの感染症の特徴です。肺炎の原因としてもっとも多いこのマイコプラズマ。ひどい咳が続き、命に関わります。人間にもうつる感染症なので、気付いたらすぐに診察を受けるようにします。

・外傷性の結膜炎
猫同士のけんかや、うっかり物にぶつけてしまった、毛づくろい中に自分でひっかいてしまうなどして眼球に傷が付くことがあります。するとそこから外傷性の結膜炎になってしまいます。結膜炎になった場合の目やには始めは白っぽく、そのうち膿によって黄色っぽい色になっていきます。

片目だけをやたらこする、目を閉じている、目やにが多いという場合には傷からの結膜炎の可能性が高いです。

・アレルギー反応
ハウスダストや花粉、フードなどにアレルギーを起こしている場合にその反応として目のかゆみや涙、目やにが増えるなどとして表れることがあります。サラサラとした涙が出ることが多いようです。

空気中のものが原因なら掃除を丁寧に行います。エサを食べた後に異常が出ているようなら、エサを変えるなどの対応をしてください。特にエサは同じものを継続して食べていると、体内にどんどんアレルゲンを溜めることになってしまうので、症状も悪化する原因になります。

目やにのとりかた

目の近くは猫にとってとても繊細な部分。カリカリでポロッとかんたんにとれるものなら、ゆびでそっと撫でて良いですが、ねばっとしていたり大きい取りにくそうなものでしたら、軽く濡らしたガーゼを指に巻いて優しく拭き取っていきます。突然目の周りを触られたら猫でなくとも驚きますので、顔など近くを撫でながら目もその流れで拭いていくと猫も嫌がることはないと思います。

ただの目やにと思わずに、いつもと違う目やにの色や粘度ではないか日々観察をして健康チェックをしていってください。

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