猫

猫種によってかかりやすい遺伝性の病気と症状の解説

猫の遺伝性の病気は、純血種に発症しやすいといわれています。純血種は人工的な交配が行われることが多く、傷ついた遺伝情報が受け継がれやすくなるためです。猫種によってかかりやすい遺伝性の病気と症状を解説します。

猫の骨・関節の病気である骨軟骨形成不全症

骨軟骨形成不全症は、折れ耳が特徴のスコティッシュフォールドに多い病気です。猫の成長期に、骨や軟骨が変形し痛みを生じます。最初は足やしっぽなど体の一箇所から痛みが起き、次第に全身の関節が痛み出すようです。

この病気は、発症すると生後4ヶ月頃から症状が現れます。痛みのために激しく鳴いたり、びっこを引いて歩く、触られるのを極度に嫌がるなどのサインが見られます。多くの場合は、成長期が終わって1歳を過ぎると症状の進行が止まり痛みも治まりますが、猫によっては一生痛みが続くケースもあります。

治療は、症状が出やすい成長期のみ、鎮痛剤を与えて痛みを抑えます。また、関節の軟骨を保護するサプリメントを使用することもあります。

猫の骨・関節の病気である股関節形成不全

股関節形成不全は、メインクーンに多いといわれていますが、その他に体が大きい猫種やミックスでも発症することがあります。成長期に、股関節の表面の軟骨がうまく形成されず、骨盤と足の骨の収まりが悪くなる病気です。発症すると炎症を起こしてしまい痛みが生じます。

この病気も生後4ヶ月頃から痛みのせいで鳴いたり、動きが鈍くなったり、段差を嫌がるようになります。重症になると歩き方に異常が現れます。

この病気は、猫が急激に成長することで症状が悪化してしまうので、骨と筋肉のバランスを保ちながら適度なスピードで成長を促せるよう、獣医師の指示のもと食事管理をすることが大切です。もし、日常生活に支障が出てしまうほど悪化しているようであれば手術をします。

猫の心臓・血管の病気である肥大型心筋症

肥大型心筋症は、メインクーン、アメリカン・ショートヘアー、ペルシャ、その他長毛種に多いとされる病気です。この病気は、心臓の左心室の壁が厚くなっていき、機能が落ちてしまうという症状です。

猫がこの病気にかかって、どんどん心臓の壁が厚くなってしまうと、疲れやすくなったり、ハアハアと口呼吸をするなどのサインが見られます。さらに症状が進行してしまうと肺に水が溜まってしまい、咳をしたり呼吸困難に陥ることもあります。

今の動物医療では、この病気を完治させる治療法はないので、早期発見し病気の進行を遅らせることが重要です。その場合、心臓の働きを助けるお薬や血圧を整えるお薬を与えます。

猫の心臓・血管の病気である動脈管開存症

動脈管開存症は、シャム猫、ペルシャ、アメリカン・ショートヘアーに多いといわれる病気です。生まれたときに閉じるばずの心臓から肺に繋がる血管が開いたままになってしまうことで症状がでます。通常は血流のない血管に血が流れるので、心臓と肺に大きな負担を生じるとともに、全身に充分な血液がいきわたらなくなってしまいます。

この病気のサインは、息切れ、疲れやすい、呼吸が速い、咳や痰が出るなどです。多くの場合、1歳までに症状が出始めます。

病気にかかってしまった猫に、充分な体力があれば、手術によって血管を閉じると完治が可能です。体力がなく手術が難しい場合は、心臓の負担を軽くしたり働きを助けるための薬を投与します。

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